« 田口ランディ「オカルト」305冊目 | Main | 本谷有希子「この映画すき、あの映画きらい」307冊目 »

October 20, 2015

田口ランディ「キュア」306冊目

仏教書みたいだった。
登場人物に作者自身の思いを語らせる部分が多すぎる小説は、おもしろくないし、エンタメ性がどんどん下がっていく。
それにしても、すっきりしてる。「コンセント」「アンテナ」「モザイク」という流れで、爆発して、それを少しずつ収めてきた著者が、独自のスピリチュアルの世界に突き進もうとしている。

この人にとっては、すごくいい、美しい流れだと思う。私のほうは共感度が下がってきてるのは、自分がまだ爆発もしきれないままぷすぷすくすぶってるからかもなぁ。このままノリでお遍路さんなんか行ってしまったら、納得しないままの人生になっちゃうのかな。

などと思いました。

« 田口ランディ「オカルト」305冊目 | Main | 本谷有希子「この映画すき、あの映画きらい」307冊目 »

本)文学、文芸全般」カテゴリの記事

Comments

Post a comment

Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.

(Not displayed with comment.)

« 田口ランディ「オカルト」305冊目 | Main | 本谷有希子「この映画すき、あの映画きらい」307冊目 »