村上春樹「女のいない男たち」328冊目
図書館に予約を入れたのは、いつだったか思い出せない、くらい前。
この人の本って出ればかならず読むけど、所有したいという気持ちがなぜかないので、借りるのが一番なんだよね。でも予約しても数ヶ月待ち。
この人の本に出てくる男性って、イケメンでなくても女好きがしてすぐに相手が見つかる。彼は日焼けして筋肉質で、相手の女性はスリム。ってイメージが強いど、今回は非美人とかおばさん体型でもいいらしい。(少しほっとしてる)
相変わらず面白いし、続きが読みたい飢餓感に大いに苛まれて、いつものように強い麻薬みたいです。
渡利みさきの正体がもっと知りたい。にせ関西人の木樽って何者だ。犯罪組織にかくまわれている風の羽原もきになるけど、シェエラザードっておばさんは強烈だ。
「木野」の問題って実はおよそたいしたことじゃないのに、なんでこんなに大掛かりなんだろう!
こういう興味って下世話な感じもする。文学読んでるから上品ってわけじゃない。
今回もまんまとやられたな、と思います。
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