高橋克徳・河合太介ほか「不機嫌な職場」317冊目
職場の中の人間関係をどうやってよくして、協力体制を生み出せるか?
というのは永遠の課題かもしれないけど(だって利害関係があるわけだから)、テーマがそこに絞れているところに興味をもちました。
問題点の分類の仕方や解決方法が、「どうしてそこ?ほかにも気になるところがあるけど、なぜそこ?」と感じられることが多く、感じ悪い言い方をすると「MECEじゃない」
という印象です。
評判情報の共有。目標の共有。金銭でないインセンティブ。
ほかにもあるだろうし、これらが最も重要なのかどうかはわからないけど、むしろ「最低でもここだけは」というポイントなのかもしれません。
興味深く読みました。自分の組織にどう取り入れられるか?と、小さい単位からでも始めてみると良さそうです。会社のポリシーなどは経営レベルにいなければ考えてもしょうがないのが事実だけど、組織論は3?4人の組織でもできることだから。
« 塚本邦雄「十二神将変」316冊目 | Main | ジャック・ケルアック「オン・ザ・ロード」318冊目 »
「本)経営・ビジネス系」カテゴリの記事
- ヨリス・ライエンダイク「なぜ僕たちは金融街の人びとを嫌うのか?」394冊目(2017.03.31)
- 佐々木圭吾・高橋克徳「イキイキ働くための経営学」340冊目(2016.05.02)
- デービッド・アトキンソン「イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」」327冊目(2015.12.19)
- 三澤一文「トヨタ式リーダー育成法」274冊目(2014.11.20)
- 高橋克徳・河合太介ほか「不機嫌な職場」317冊目(2014.09.28)
Comments