ボリス・ヴィアン「墓に唾をかけろ」315冊目
思ったより後味の悪い作品でした。
仕返しのしかたが残虐。
一見白人に見えるほど白人の血が濃い(8分の7)人のアイデンティティが、わずか8分の1だけを占める黒人であるということが不思議に思える。
リズミカルに手当たり次第に白人の女を抱くこんな生活がジャズなのかな?
意外とわからない、それほど単純には楽しめない作品でした。
もう少し考えてみよう。
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