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June 16, 2011

川島雄三監督「幕末太陽傳」

「映画」の新ジャンルを追加してみることにしました。
TSUTAYAディスカス、つまり郵送でDVDを借りるのを始めたところ、こういう大昔の作品はほかに借りたい人があまりいないのか、あっという間に送られてきました(見たいDVDのリストを登録しておいて、在庫が確認できたものから送られてくるシステム)。ロングテールの末端に近い商品だと思うので、店頭に出ていない可能性もあり、通販が確実でもあります。これからしばらく(本も読みつつ)映画の感想も書いていこうと思います。ブログのタイトルも考えなきゃな。

この映画の中心はは幕末の品川にあった赤線地帯に現れた一人の男。要領がよく身が軽く、世間を知っていて知恵の働くその男を演じるのがフランキー堺です。映画タイトルのバックは現在の、といっても映画が作られた1957年の品川を、幕末の頃と対比して映しているのですが、2011年に見ると正直、古めかしい自動車が走っている以外は幕末とあまり区別がつかないです。そんな時代の監督が撮りたかったう時代映画って・・・2011年とは違うものだったのではないかと思います。

昔の映画を見るといつも、役者さんたちが早口すぎて聞き取りづらいので困ります。音響が悪いこともあるのでしょうが、夜中だとそう音を上げるわけにもいかず、洋画を字幕なしで見ているような状態になります。なんであんなに映画の中の人たちはみんなせっかちなんだろう?

役者さんで印象に残ったのは、もちろん主人公フランキー堺・・・軽妙洒脱だけどなぜか影のある、見ててどこかせつない男です。「悪い咳をしてるね。あんたも長くないんじゃないか」と言われる場面が何度もあります。軽さもせつなさも板についていて、生きた役柄、生きた役者さん、って印象です。石原裕次郎が高杉晋作役で出てるんだけど印象が弱くて、「二枚目だけどチョイ役」に感じられます。

あと、南田洋子演じる遊女のかわいさには参りました。美しく可愛く賢くしたたかで、騙されているとわかっても追っかけてしまいそう。TVのアイドルがいたわけではない時代なので、遊郭の人気者はアイドルでもあったのかもしれない。遊女たちの明るさはまさにスターで、客のほうにも直接会えるアイドルに会いにアキバに行くようなワクワク感もあったんだろうなぁと思います。いやこういう商売をことさら肯定するわけじゃないけど。

カメラワークとか場面展開とかにも注目して見てみたいんだけど、なかなかまだそこまで見きれないな・・・。今はひとつの作品だけを繰り返し見るより、いろんな作品をたくさん見てみたいので、徐々にそういう部分にもコメントできるようになりたいと思います。
以上。

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