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January 10, 2011

立花珠樹「『あのころ』の日本映画がみたい!」238

入院してる父(映画好き)に送ってやろうと思って買ったのですが、あまりに面白くて自分用にもう1冊買うことにしました。

この本は共同通信の映画コラムをまとめて本にしたものです。年代を1950年代以前、60年代、70年代、80年代、90年代以降に区切って、それぞれの時代の映画の中から著者のハートを捉えた作品を取り上げて解説しています。しかし下記No.237と対照的に著者の超個人的な思い入れたっぷりの、人生が伝わってくるような本。こっちのほうがずっと役に立つし、面白いと感じます。自分と合うにしても合わないにしても、書いてる人の軸がくっきりと見えるので、「映画ガイド」としても便利。

どう「超個人的」かというと、著者自身の弁で”選んだ作品は大きく4つに分類される”とまえがきにあります。
1.犯罪者およびアウトローへのシンパシー
2.だらしない男、ダメな男など、泥沼のような男女関係へのこだわり
3.青春もの
4.喜劇に対する嗜好

・・・ね、面白そうな本でしょ?
こういう個人的趣味全開な執筆姿勢と、それを客観的に見下ろして分類できる冷静さが共存しているところが、読みやすさと親しみやすさにつながっているように感じます。

紹介してる映画が、基本的にすべて今DVDで手に入るという点も重要。いままで絶対見ることのなかった「女囚さそり」とか「ゆきゆきて神軍」とか、見てみちゃおうかな~~と思います。
そして、このブログがある日映画ブログになるかも、と予言しておこう。。。。
以上。

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Comments

著者さま、コメントありがとうございます!!
外国映画編もきっと面白いでしょうね。本になるのはまだだいぶ先でしょうか・・・。出たら多分また2冊買います。
映画のビデオって、昔は1日1本とか見てた時代もあったのですが、今はむしろ活字ばっかりです。活字離れって言われてますが、ひまつぶしじゃなく真剣に映画を見ることは、実はもっと減ってきてるんじゃないか、と思ったりもします。そういう中で、思い入れたっぷりに食い入るように映画を見るっていうことを久しぶりにしてみたいな~と思いました。
これからもご指南よろしくお願いいたします!

著者です。本を2冊も買っていただき、面白がっていただいたうえに、素敵な文章でご紹介いただき、本当にありがとうございます。文章をコピーして、出版社の編集者に送り、このブログの筆者に許可をいただいて、広告に使わせてもらったらいいのではないか、と言ってしまったほどです。ネット社会では、こうしたメールはルール違反かな、とも思いましたが、嬉しさが抑えきれずに送ることにしました。今年から、この続編「外国映画編」を無謀にも始めました。三國連太郎さんや新藤兼人さんのロングインタビューなどもやっています。いつかまた、読んでいただけることを目標に書き続けていきたいと思います。お父さまの体調が回復されるよう祈っております。

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