投野由紀夫「コーパス超入門」196
コーパスとは、現実世界で使われている会話や文書をテキストデータ化したものを品詞や句に分けて、コンピュータ上で扱えるようにしたもの。(で、合ってます?)この著者は「100語でスタート!英会話」って番組でコーパスを英語教育に使った第一人者として知られているそうです。この本自体も英語学習者のための本だと思って買ったけど、私はコーパスってものが英語教育にどのように使われているかを知るために読みましに興味があって読みました。
日本ではアメリカ英語を教えてることが多いと思うけど、この本で主に使われてるのはUKの書き言葉と話し言葉のコーパスだからか、聞いたことがない言い回しもたまにある。
go berserkなんて聞いたことある?
自分でコーパスを扱ったことはないので、なかなか興味深い内容だったけど、英語学習者が読んだら(とくに初学者は)「・・・で、結局なにを覚えればいいの?」と思うかも。まさに「コーパス超入門」で、じつはむしろ英語学習者向けではなかった。。。私の目的に合致した本でした。以上。
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