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June 01, 2008

今野由梨「ベンチャーに生きる」118

1969年、33歳のときに秘書代行の「ダイヤルサービス」社を創業し、その後も育児相談やセクハラホットラインなど、時代に合わせた新しいサービスを次々と立ち上げてると同時に、若いベンチャー社長の面倒をみたり、ネパールの学校設立に助力したり・・・70を過ぎた今もバイタリティ満載で活躍する今野さんの自伝です。

5月25日にこの人の講演を聞いて、そこで買いました。この本の印税は全額ネパールに行くのだそうです。とっても面白いし、説教ぽいところがまったくない、面白く不思議な本です。

面白いのは、若かりし彼女のハラハラドキドキの冒険譚。不思議なのは、彼女が人生のふしぶしで出会う神がかり的な出来事。女性初の連続8ラウンド半というマラソンゴルフ記録でギネスブックに載っていたり、素人でいきなりグランドティトンという難しい山を制覇したりしたときに、急に空が晴れて光が差したとか、癌の知人の病室に行くと彼女だけでなく同室の他の患者まで元気になったとか。嘘っぽいとは思わないけど、そういうことを引き起こしやすい人っているけど、マネしても凡人では実現しないだろうなぁと感じます。

とにかくひまわりのように明るく屈託がなく、底抜けに人がいい・・・成功した起業家には彼女のような人もたくさんいます。自分は一文無しになってもサービスは辞めない。でも自分が一文無しということは自分の家族もその痛みをシェアしなければならないということ。最愛のご主人が家を出てしまったときのくだりは、もらい泣きしそうになります。。特別ななにかを持ってしまった人の孤独っていうんでしょうかね。

何があっても、まっすぐ前を見て自然に生きていく姿勢に打たれます。私もがんばろう!という気持ちを起こさせる本です。

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