« ケン・ウェバー「5分間ミステリー」92 | Main | 藤尾秀昭「小さな人生論」94 »

October 14, 2007

唯川恵「刹那に似てせつなく」93

なにかハッピーなロマンスでも期待していた私がバカでした。
のっけから喉を包丁で切り裂く殺人事件。横浜の蛇頭が出てくるわ、じゃぱゆきさんの売春婦が出てくるわ。バイオレンスで不幸で裏街道で、なんだか馳星周の世界です。
・・・という意味で、パパの趣味ではあるのかもしれません。

スタバで1日で読めちゃう、娯楽の1冊でした。この人はこの作品の5年後に直木賞をとっているので、この後の展開はちょっと興味ありますね。

以上。

« ケン・ウェバー「5分間ミステリー」92 | Main | 藤尾秀昭「小さな人生論」94 »

本)ミステリー」カテゴリの記事

Comments

The comments to this entry are closed.