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June 25, 2007

名村晋治「Webブランディングの入門教科書」71

ほんとに教科書って感じの本でした。
会社とか商店とかが、初めて自分のサイトを作ろうと決めて、Web制作会社と話をしなければならない・・・というときに、ワガママにも言いなりにもならず、ユーザーを主眼に置いてひとりよがりでないサイトを作るにはどうするか、ということが逐一書いてあります。それなりに会社の中でWebに関わる仕事をしている人でも、このように通して経験したことがある人は少ないと思うので、自社のWebの担当者になってしまったらこういうのを手元に置いておくといいかも。

前に読んだ「ユーザー中心ウェブサイト戦略」はマーケティング戦略についての本で、こっちはむしろ初心者Webマスター読本といった感じですかね。

基本は、オフラインでもオンラインでも同じ。自分のビジネスのいいところをよく知り、訴えたいポイントを絞り、ユーザーが便利に楽しくサイトを利用してくれる作りなさい、ってこってす。いい本ですよ。

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Comments

おお~ご本人からのコメントだ!!
びっくりしました。ネットって面白いですね。わざわざ見に来て、コメントまで残してくださってありがとうございます。ええ、手元に置いてこれからも使っていこうと思ってます。今後ともよろしくお願いします。(←本に向かって言ってる)

ご本人のブログはコチラです: http://web-directions.com/director/index.php?ID=290

書かせていただきました名村です。
このように書評をブログにあげていただき、ありがとうございます。

書籍の意図として、「逐一」と書かれているようにかなりくどいぐらいに書いているのは教科書でもあり入門でもある事を意識したためです。

お手元で何かの役に立っているのであれば、これほど嬉しいことはありません。
ほんとうにありがとうございます!

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