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January 2006

January 28, 2006

ウィリアム ユーリー 「決定版 ハーバード流「No」と言わせない交渉術」

前に書いたやつの続編です。内容的には「実用編」。

こっちの方が1冊目より、役に立ちそう。さっさっと読み進めて、こっちは2日で読みきりました。
文庫本で590円だし、「激怒してる相手は、本当は大切にしてほしいと思っているので、まず『わかるわかる』って聞いてあげましょう」とか、誰でも役に立つ知恵?がたくさん書いてあるので、わりとよい本じゃないかと思うよ。わたしの場合、先に同じ内容の本を読んじゃったのでそれほど新しい情報はないけど、初めて読むんだったら、おすすめです。

相変わらず、テレビとか見てて俳優や歌手の名前がぜんぜん思い出せない。危機感はつのり、本読んだりクイズやったりしてる今日このごろ。

さてまた次のビジネス書を読むか。
実は「ダヴィンチ・コード」もすっごく読みたいんだけど・・・。古本屋に行っても、すぐ売れちゃうみたいで、置いてないのよね~。楽天ブックスでは売り切れてるし。誰か持ってたら貸してください。

January 26, 2006

ロジャー・フィッシャー「ハーバード流交渉術」

2年ほど前に生まれて初めてビジネス本を読んで以来、このところそーいう本ばっかり読んでます。このブログは読書日記になるのかも。


この本は1981年に書かれた古典です。おととし、交渉学講座ってのに出る機会があって、それなりに学ぶところがあったので、買ってみた。その講座の先生の本をもらって読んだので、その後で読むと、あまり目新しい内容ではないですが。


わたしは、交渉人の裏で戦略を考えるのは好きだけど、自分が交渉の場に立つとあまり場慣れしてないのが最大の弱点。オープンで親身な第一印象をもってもらえるといいんだろうけど、人見知りなのでこっちから働きかけるのは難しいです。(ほんとだって)


ずっと今の部署を見ていて、思うこと。
うちのボスは、個人個人の適性や才能を見抜く天才だ。これが将棋だったら負け知らずだと思う。
では何が、この部署全体に、なんとなくちょっと足りないのかしら?・・・なんとなくバラバラで、みんな気持ちがあっちこっち向いてるような気がするなぁ。気持ちの問題って、きっと大事なんだと思う。


誰かが、みんなの気持ちをひとつにしてくれないと。この役目はわたしじゃない。もっとこの部のコアな人。ずっと長くいて、存在感が大きい人。否が応でもみんなを引き付ける力のある人。Executiveチームみんなが本当に心から仲良くできたら、がぜん強くなれると思う。


もっともっと、みんなで本当の気持ちを話し合えるようになるといい。オフサイト合宿をやって、みんなでカレーを煮たりするのも、たまにはいいのだ。


わたしは面白い仕事がしたい。すっごく辛いことがあっても、給料が激安でも、そういうのは何とかするから、みんなで力を合わせて熱くもりあがれる仕事がしたいんだ。だから、自分がいる職場が最高のチームになるといいと思う。それだけ。人の好き嫌いとか、誰がどうだとか、とにかく面倒なことに時間を取られないで、面白い仕事に打ち込めるのが一番だ。


・・・という職環境を、ハーバード式「原則立脚型交渉」で実現できるといいんだけど、そう簡単じゃないんだよね~
何でも自分ひとりでやろうとしないで、こういう話もみんなでシェアして、力を出し合えるといいのだが。